2010年2月22日月曜日

蘇民将来之子孫也 蘇民将来之子孫家門 伊勢志摩


伊勢志摩地方の蘇民将来之子孫家門(そみんしょうらいしそんかもん)
伊勢志摩地域では、1年中、注連縄を飾って、正月に新しい注連縄に換えるようです。
その注連縄に 木でできた木札がついて、門符と言われるそうです。 門符(木札)
に、蘇民将来子孫と書かれているようです。






注連縄





護符の裏






門符の裏 
門符の裏には、セーマン・ドーマンに、陰陽道の呪が書いてあるそうです。
セーマンドーマンが書いていることを、初めて知りましたが、びっくりですけど、歴史上いつごろから
なんでしょうかね、興味をかきたてますね。



蘇民の森 松下神社(松下社)
これを読むと、なるほどと思いますね。現代の私達では、説話や物語か、真実かは解りかねますが
夢のある話ですね。









ご鎮座地
三重県伊勢市二見町松下
0596-42-1111


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伊勢志摩の海女さん

伊勢志摩の海女の方は、護符のようにしているそうです。

Wikiより
磯手拭や襦袢などに、星形の印(セーマン)と格子状の印(ドーマン)を貝紫で描くまたは黒糸で
記し、海での安全を祈願する。磯ノミ、磯ジャツ(上着)、磯メガネなど、海女の用具全般に記さ
れ、また、漁夫の褌にも記されることもある。星形は一筆書きで元の位置に戻り始めも終わりもな
いことから魔物の入り込む余地がなく、格子は多くの目で魔物を見張るといわれ る。海女達の口伝
に寄れば星形は一筆書きで元の場所に戻ることから『無事に戻ってこれるように』との祈りを込め
たともいわれている。

陰陽道と関係するのではないか、ともいわれ、星形の印は安倍晴明判紋、格子状の印は九字紋 と同
じ形状である。このセーマンは安倍晴明、ドーマンは芦屋道満の名に由来するともいわれる。伊勢
志摩の神島地方の海女は、この両方をあわせて『セーメー』と呼称してい る。

相差石神さん(おおさつのいしがみさん)
神明神社と正式には言うそうですが、参道に石神さんってあるようです。素朴なお守りもあるよう
です。海での、安全を祈る素朴な願いなんだと思います。

お守り(セーマンドーマン)

社殿とお守り





ご鎮座地
三重県鳥羽市相差町1237


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雑感
両方とも人々の素朴な願いが感じられますね。感慨深いものだと思います。これからも、長く
歴史を残していってほしいですね。

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