2012年2月19日日曜日

御頭神事

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高向区 御頭神事(おかしらじんじ) は、昭和28年5月に県無形文化財の指定を受け、さらに昭和52年5月17日文部省指定 国の重要無形民俗文化財に していされました。昨年まで2月11日に行われておりましたが、本年度より2月第2土曜日に行われることになりました。地方の一地区で行われる”まつり” としては、伝統の古いことはもちろんのこと、その規模の大きいことでも県内では例を見ない、年中行事の一つです。”高向”という地名は非常に古く由緒ある 地名で、平安時代にかかれた和名抄という書物などに。すでに出ており、度会郡十郷の一つで”高向郷”といわれたのに由来しております。伊勢神宮をはじめて お建てになった倭姫命(やまとひめのみこと)が御頭神事のことを書いた倭姫命世紀という書物がありますが、その中に出てくる"御船向田国”というのが”高 向"のことであったといわれます




高向区の神事に用いられる「御頭」は、獅子頭、獅子面とは言わず、御頭(おかしら)と総称し大社(たいしゃ)御頭を雄、鏑社(かぶらしゃ)御頭を雌と俗称 しており、高向大社は天平3年(731年)に高向の住人曾禰行昭が初めて祭祀したと伝えられ、区民の間では上社(かみのやしろ)とも呼ばれています。高向 郷の一邑であった加村(神村)にあった加布良社(鏑社)があったが、明治末に合社されました。大社に奉納された「御頭」を「かみさん」、加布良社に奉納さ れた「御頭」を「がぶらさん」と呼び、現在は2頭とも高向公民館にて保管されている。


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