2011年4月30日土曜日

金戒光明寺 (こんかいこうみょうじ)  黒谷さん(くろたにさん)



熊谷直実
直実は1192年(建久3)久下直光との所領争いに敗れ、自ら髪を断ち、上洛して安居院の澄憲のもとを訪れて出世の要道を問う。「自らは戦の中にあって多 くの人をあやめてきた。 その自分が浄土往生するためにはどうすればよいのか」といった質問をぶつけたようであるが、法然上人は「罪の重い軽いをいうよりも、ただ念仏を申しなさ い。そうすれば必ず極楽に生まれることができます」と。 直実は涙を流しながら「自分は手足を切り落としでもしないかぎり救いはないと思っておりましたし、そうするつもりでおりました。ところがお念仏さえすれば よいというお言葉に感涙してしまいました」と、その胸中の苦悩をもらしている。

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