2010年6月14日月曜日

高千穂 神楽 【2】



天照大神(あまてらすおおみかみ)が高千穂峡谷の近くに実在する岩窟天岩戸に篭った時、天鈿女命(あめのうずめのみこと)が踊った舞に起源を持つと伝えるが、十社大明神(高千穂神社の祭神である三毛入野命)が鬼八を退治した後に、その怨霊の鎮魂のために行う「猪(しし)掛け祭」に端を発するという説もある。なお、猪掛け祭に騎馬遊牧民の文化を窺う説もある。

昭和53年(1978年)5月22日に重要無形民俗文化財に指定されたが、それより前、同45年6月8日に浅ヶ部部落のものが「高千穂神楽」として「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(選択無形民俗文化財)」とされている。

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