2010年10月15日金曜日

室生寺



室生寺(むろうじ)は、奈良県宇陀市にある真言宗室生寺派大本山の寺院。山号を宀一山(べんいちさん)と号する。開基(創立者)は、賢璟(けんきょう)、本尊は釈迦如来である。奈良盆地の東方、三重県境に近い室生の地にある山岳寺院である。宇陀川の支流室生川の北岸にある室生山の山麓から中腹に堂塔が散在する。平安時代前期の建築や仏像を伝え、境内はシャクナゲの名所としても知られる。女人禁制だった高野山に対し、女性の参詣が許されていたことから「女人高野」の別名がある。なお、山号の「宀一」は「室生」の略だという。仏塔古寺十八尊第十八番。Wikiより












本堂(灌頂堂)
室生寺の密教化が進んでいた鎌倉時代後期、延慶元年(1308年)の建立。屋根は入母屋造、檜皮葺き。堂内中央の厨子には如意輪観音坐像(重文)を安置し、その手前左右の壁には両界曼荼羅(金剛界曼荼羅、胎蔵界曼荼羅)を向かい合わせに掛ける。この堂は灌頂堂(かんじょうどう)とも称され、灌頂という密教儀式を行うための堂である。




板絵着色伝帝釈天曼荼羅-金堂本尊背後の壁に描かれた彩色画。主題は明らかでないが、寺伝では中尊を帝釈天とする。遺例のきわめて少ない平安前期仏画の稀少な遺品の1つである。




http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/1e/Taishakuten_mandala_Muroji.JPG
via kwout

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