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2012年1月17日火曜日

山中(さんちゅう)和紙の原料 コウゾの皮







特徴
・雪晒ししたコウゾを原料に、昔ながらの紙つくりをしています。
大きな特徴として、冬、雪上でコウゾを晒し、自然漂白することがあげられます。
・特に寒中の仕事はつらいものです。身を切るような冷たい水、身も凍るような冷たい雪の中での作業は、決して楽なものではありません。
・昔ながらの製法を守り今も作り続けられています。この手法は全国でも、飛騨市河合町でしか行われていません。

飛騨の製紙は、中世鎌倉時代初期、建仁2年(1202)頃から盛んになり始め、室町時代、応永12 年(1405)頃には、 宮中で揚弓や碁の勝負に勝ったものの賞品として、飛騨紙を一枚ずつ与えたと伝えられています。

天正14年(1586)に飛騨高山の領主となった金森長近は製紙を奨励しました。享保 12年(1727)の資料では、角川・稲越などで丈長、端不切(はしきらず)など、かなり高級な紙を漉いていました。
幕末から明治にかけて、飛騨には 24ヵ村の紙漉き村がありましたが、現在は河合町のみとなりました。
http://www.city.hida.gifu.jp/kanko/takumi/washi/index.html


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