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2011年6月18日土曜日

率川神社 三枝祭


率川神社(いさがわじんじゃ)は、大神神社の境外摂社で、推古天皇元年(593)鎮座という奈良市最古の神社として有名です。例祭である「三枝祭」は、 「ゆりまつり」とも呼ばれ、大宝元年(701)制定の『大宝令』には、既に国家のお祭りとして定められ、大神神社で行われる鎮花祭(はなしずめのまつり) と共に疫病を鎮めることを祈る由緒あるお祭りです。

ご祭神である「媛蹈?五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)」は百合の花が美しく咲き誇る、三輪山の麓の狭井川(さいがわ)のほとりにお住まいに なっておられました。この縁故により後世、姫神様にお喜びいただくため酒樽に「笹百合の花」を飾り、お祭りが行われるようになったと伝えています。

笹百合は古名を「佐韋(さい)」といい、このお祭りの名前も三枝(さいくさ)の花(笹百合の花)をもっておまつりしたことによります。三枝祭は平安時代 には宮中から使いが幣物(へいもつ)を供え、神馬を献上するなど非常に重んぜられましたが、いつの間にか中絶していました。この祭典が明治14年に再興さ れ現在に至っています。

このお祭りの特色である神饌は古式による特殊神饌、また黒酒(くろき)(濁酒)・白酒(しろき)(清酒)の二種類のお酒を周囲を淡い桃色の笹百合の花で 飾られた罇(そん)(脚つきの曲桶)・缶(ほとぎ)(台付きの壺)と呼ばれる酒樽に入れて、優雅な雅楽の音にあわせ神前にお供えします。大変美しい祭典と して全国的にも有名で、この日は全国各地から参拝者が来られます。
---率川神社HPより---



2011年6月13日月曜日

赤米お田植え祭り 大伴神社


大伴神社(おおともじんじゃ)は、富山県高岡市の気多神社本殿の横にある神社。
越中国司として現在の高岡市伏木に赴任した大伴家持を祀る。

大伴家持の没後1200年にあたる1985年(昭和60年)に、地元の有志による大伴家持卿顕彰会によって創建された。大伴家持は遺骨や遺品がないため、生誕の地である奈良、越中国庁跡、越中国守館跡、最期の地である多賀城、遺骨が流された隠岐の五ヶ所の土を壺に入れたものを神体としている。---Wiki---


http://toyatabi.sa-kon.net/fusiki/oo.html

2011年6月8日水曜日

二見興玉神社 藻刈神事







古来、伊勢神宮に参拝する前、また、祭典に奉仕する前には、清き渚と称される二見浦で禊(沐浴)を行うのが慣わしであった。現代ではそれに代わるものとして、二見興玉神社で霊草無垢塩草でのお祓いを受ける。これに使う幣は、興玉神石付近で採れる海草(アマモ)である。現在、神宮式年遷宮のお木曳行事やお白石持ち行事への参加者は浜参宮を行う。

アマモ(甘藻 )
アマモは古くからもしおぐさ(藻塩草)とも呼ばれたが、この語は海藻・海草類を焼いて塩をつくる「藻塩焼き(もしおやき)」に使われる海藻・海草一般を指したもので、アマモのほか、「名告藻(なのりそ)」とも呼ばれたホンダワラなどをときに含む。
岸辺に打ち上げられた葉の様子から、リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ(竜宮の乙姫の元結の切り外し)という別名をもつ。


元結
日本髪の髻(もとどり)を結ぶもの。〈もっとい〉とも。古くは麻糸や組紐(くみひも)を用いたが,江戸初期から元結紙でこよりを作り水糊(みずのり)を塗ったものを用いるようになり,これを文七元結と称した。  百科事典マイペディア





藻刈神事






2011年6月3日金曜日

長良川の鵜飼



長良川鵜飼(ながらがわうかい)とは、岐阜県岐阜市の長良川で毎年5月11日から10月15日まで行われる鵜飼である。中秋の名月と増水時を除く毎夜行われる。中秋の名月に行われないのは、満月の月明かりにより篝火に鮎が集まりにくいためといわれるが、他の満月の際には催されるので、これは伝統的な公休と言える。

1300年ほど前から行われており起源は漁としての鵜飼だが、現在は古典漁法を今に伝える観光としての鵜飼である。そのうち宮内庁の御料場で行われる8回の鵜飼は「御料鵜飼」と呼ばれ、獲れた鮎は皇居へ献上されるのみならず、明治神宮や伊勢神宮へも奉納される。

長良川における鵜飼は日本で唯一皇室御用の鵜飼であり、長良川の鵜匠は職名を宮内庁式部職鵜匠といい、長良川の鵜飼用具一式122点は国の重要有形民俗文化財、長良川鵜飼漁法は岐阜県指定無形民俗文化財である。

また、この鵜飼が行われる長良川中流域は1985年「名水百選」に、また岐阜市の長良橋から上流約1kmまでの水浴場が1998年環境省認定「日本の水浴場55選」に、2001年「日本の水浴場88選」に全国で唯一河川の水浴場で選定されるなどする清流である。

木曽川うかい


木曽川観光HP
http://www.kisogawa-kankou.com/

鵜飼い・鵜飼・鵜養(うかい)は、鵜(ウ)を使ってアユなどを獲る漁法のひとつ。
日本の鵜飼は、岐阜県、愛知県、京都府、愛媛県、大分県、福岡県など11府県、13箇所で行われている伝統的な漁法である

鵜飼いの歴史は古く、『日本書紀』神武天皇の条に「梁を作つて魚を取る者有り、天皇これを問ふ。対へて曰く、臣はこれ苞苴擔の子と、此れ即ち阿太の養鵜部の始祖なり」と、鵜養部のことが見え、『古事記』にも鵜養のことを歌った歌謡が載っている。